「親の顔色を伺うクセをやめたい人へ|1日1回の小さな本音がくれた変化」

親との関係性

大人になっても、自分で何かを決めようとすると不安になる。

「これを選んだら受け入れてもらえないかも…」って、漠然と怖くなる。
わたしもずっとそうだったんだよね。

買い物ひとつ、仕事のちょっとした判断ひとつでも、頭の中で「大丈夫かな?嫌われないかな?」ってぐるぐる考えてた。これがまた非常に疲れる。

 

でも、このクセから抜け出すのに、実はやることはたった1つ。

**「1日1回、その場の自分の気持ちに素直になる」**こと。

 

これは大げさなことじゃなくて、ほんの小さなことからでいいんだよ。
今回はその理由と、今日からできる小さな一歩を、わたしの体験とあわせて話していきます。

答えはシンプル!これだけでいい

 親の顔色を伺うクセから抜け出すには、

 **「1日1回、その場の自分の気持ちに素直になる」**こと。

たとえば、仕事帰りに「スイーツ食べたいな」と思ったら、迷わず買う。

えっ?たったそれだけのこと?って思うでしょ?

それくらいの小さなことからでいいんだよ。

どんなことでも、なんとかしようと思って大きなことをしなければ変化なんて表れないって思ってませんか?

この小さな行動は、自分を大事にする練習になるし、

「自分が選んでも大丈夫なんだ」という感覚を、少しずつ育ててくれるんだよね。

 

なんでこんなクセがついちゃったの?

 わたしは子どものころ、自分のしたいことをしたら「わがまま」と言われたことがあったのね。

しかも、そのことを親が他の人に話しているのを見て、すごくショックだった。

 

それ以来、「わがままと言われないように」って、親の顔色や機嫌を見て行動するようになったんだよね。

本音を隠して合わせていたら、あるとき母親から「あなたは何を考えているかわからない」って怒られて…。

今だと『は~~~!?』ってなるけど、 当時は悲しい気持ちでいっぱいで「じゃあどうしたらよかったの?」って、本当に辛かった。 

今思えば、この時から「本音を出す=自分が傷つく」っていう思い込みが、しっかり心に根付いちゃったんだと思う。

どうして大人になっても抜けないの?

こういう経験が積み重なると、

 

**「本音を出す=危険・傷つく」**って脳が覚えちゃうんだよね。

 

だから大人になっても、何かを決めるときに漠然とした不安が襲ってくる。 

「これを選んだら受け入れてもらえないかも」
「嫌われるかも」って。

 

その結果、仕事帰りにスイーツを買うみたいな小さなことですら、
「やめておこうかな…太るだろうし、お金もったいないし」って、
変な言い訳をして自分の気持ちを引っ込めちゃう。 

しかも、この「やめておこうかな」に対して理由付けを繰り返すと、

どんどん「自分の気持ちがわからない状態」が普通になってしまうんだよね。

 

 やらないとどうなる?

自分の気持ちが鈍くなって、選択するのがますます苦手になる
他人の意見や機嫌で動くクセが強化される
「自分の人生なのに、自分で決めてない感覚」がずっと続く

じゃあ、どうやってやめていけばいい?

ポイントは小さなことから自分を優先する練習をすること。


ステップ1:今日の“小さな本音”を1つ見つける

→ 「カフェに寄りたい」「お風呂にゆっくり入りたい」みたいなレベルでOK

 

ステップ2:それを叶える(時間もお金も小さくてOK)

→ たとえば300円のスイーツで十分


ステップ3:叶えた時間を確保する

→ 「嬉しい」「安心した」など、自分の反応を見える化するとより実感があるけど、
 メモが見つかったら恥ずかしい気持ちがあったりしたら、数分でもいいから叶えた時間だけに集中してみて

 

✅ 実際にやってみたら…

最初は「こんなことで変わるの?」って半信半疑だった。

でも、小さな本音を1つ叶えるたびに、ほんの少しだけ気持ちが軽くなるのを感じた。

 大事なのは、「これくらいでいいの?」っていう小さなことをやってみること。

 

その積み重ねが、自分を信じる力になるんだよね。

 

実際、わたしは旦那さんから選択肢を出された時にちゃんと自分がしたいことを選んだら
「それでいいんだよ」と言ってくれたことがすごく嬉しかった。

 

自分では気付かなかったけど、相手からしたらいつも遠慮してるよなとか
本当にしたいこと言わないよなっていうモヤモヤを持たせてしまってたのかもしれないと気付いたよ。

自分では隠してるつもりでも、案外相手は表情や声のトーンとかでなんか隠してるなって気付いてるとこあるみたいなんだよね^^;

 

自分では出すことが怖い本音を出すことで、相手も喜んでくれるなんて嬉しくない??

 


⚠ やりがちな落とし穴


・「せっかくやるなら大きなことを変えよう」と思ってしまう
・1回できなかっただけで「もう無理だ」と諦める
・他人に小さな本音を否定されて、そのままやめてしまう

→ ポイントは「小さく、続け。」

やれたとき、怖がらないでできた自分偉いって褒めてあげて! 

こんなときどうする?

・本音を優先したいけど、人間関係が悪くなりそうなとき

→ いきなり大きな主張をする必要はなし! 小さな本音から始めれば、周りにも自分にもやさしく変われるよ。

 

・続けられる自信がないとき

→ 毎日じゃなくてOK。
 自分が迷ってると思えた時だけでOK。

 

・他人に気づかれたくないとき

→ わざわざ言う必要はなし!誰の許可もいらないよ。
 こっそり自分だけの習慣にしたほうが続きやすい。

  

【まとめ】

親の顔色を伺うクセは、あなたが弱いからじゃない。

それは、子どもの頃に身につけた“生き抜くための方法”だっただけ。

 

でも今は、もう自分の気持ちを選んでいい。

「1日1回、自分の本音を選ぶ」——まずはそこから始めてみよう。

今日の小さな一歩が、数か月後には大きな変化につながるはずだよ。

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