アダルトチルドレンとは?生きづらさの背景と向き合い方

アダルトチルドレンとは

「なんだか生きづらい」「人間関係で同じことでつまずく」――そんな経験はありませんか?

 その背景にあるかもしれないのが「アダルトチルドレン」という言葉です。

実は私自身もそうでした。

 

子どもの頃から親の顔色を気にして過ごし、

自分の気持ちを後回しにすることが当たり前。

 大人になってからも「どうして人に合わせてばかりなんだろう」と悩んでいたのです。

 

この記事では「アダルトチルドレンとは何か」を入り口に、

その特徴や抱えやすい悩み、そして向き合い方についてわかりやすくまとめました。

 

ちなみに「私が初めて“アダルトチルドレン”という言葉を知ったときの気持ち」は

「え!?なにそれ(笑)」でした。

アダルトだなんてつくとちょっと。。。ねぇ( *´艸`)

でも調べていくと、『わかる~!!!私だけじゃなかったんだ。。』となんとも言えない気分でした。

では、本題に戻りましょう↓↓


アダルトチルドレンとは?

定義

アダルトチルドレン(Adult Children, 略してAC)は、

もともと「アルコール依存症の家庭で育った子どもが、大人になっても影響を抱えている」


指す言葉として広く使われています。

誤解されやすい点

  • 「アダルトチルドレン=病気や診断名」ではありません。

  • 「親を責めるための言葉」でもありません。

これは「家庭環境が心に与えた影響を説明する言葉」であり、

自分を理解するための手がかりだと考えると分かりやすいと思います。

幼い頃の私は「自分のせいにすれば全ておさまる」と思い込んで、

口癖のように「私が悪いことにしておけばいいでしょ」って言ってました。


アダルトチルドレンの背景にあるもの

機能不全家庭とは?

機能不全家庭とは、子どもにとって本来必要な安心や信頼が満たされにくい家庭のこと。

例えば…

  • アルコールやギャンブルの依存

  • 暴言や暴力などの虐待

  • 過干渉・過保護

  • 無関心・放任

こうした環境では、子どもは「親の機嫌を優先する」「自分の気持ちを隠す」

といった行動を覚え、身につけていきます。

私の体験

私の場合、父と母が違うタイプだったんですが、最終的には凶暴化するところが一緒でした( ;∀;)

まず父は、ギャンブル依存と暴言。

負けると暴言が増えて近づいてはいけない人になってしまうところがありました。

自分が一番優先!というのは現在もあって、子供や孫に対してムキになる一面がよくみるので、親だからと言って安心できる存在ではないのが正直な気持ちです。

母は過干渉ですね。。

自分も親になってから子供を心配する気持ちは持っているのでわかります。

でも、心配を超越してる部分があって、心配というより、他人や世間的に見たらどうかという視点が強く、私の気持ちややりたいことを言うことを躊躇う雰囲気はいつもありました


アダルトチルドレンが抱えやすい悩み

自己肯定感の低さ

「どうせ自分はダメ」「受け入れてもらえない」といった感覚を抱えやすくなります。

幼少期の否定体験が積み重なることで、自然とそう思い込んでしまうのです。

 私もまだまだこの部分が改善されないなと感じるんですが、小さなことでも“自分なんて…”とすぐ思ってしまってしまうことがあります 他人からの評価の自分を低く見積もってしまい、どこまで頑張ってもまだ不十分だと感じてしまうんですよね。

人に合わせすぎる(共依存)

「嫌われないように」「怒らせないように」と、相手に合わせすぎてしまうことも多いです。

その結果、疲れやすくなったり、自分の意見が分からなくなったりします。

私は、家族間だけでなく、社会人になってから職場内でも集団いじめにあってしまい、
相手の表情を見て、怒られないように先回りして行動してしまうクセが助長されてしまいました。

嫌われることがすごく怖くなってしまって、自分のために生きるとかそんなこと考えてはいけないって思い込んで、完全に気持ちに蓋をしていた時期がありました。

今はこの部分は改善されてきたとは思っています。
一つでもクリアしてる実感があるのは心強いです。

本音が言えない

本音を伝えても受け入れられなかった経験があると

「どうせ分かってもらえない」と学習してしまいます。 

過去に、母親に“あなたは何を考えてるかわからない”と言われ、言葉を失ったことがあったんです。 いやいや、言えるような空気感じゃないでしょ!(笑)って今なら軽く言えるんですが、
当時はもうこの言葉がショックで… ほんとは言いたいんですよ。けど相手の反応が怖かったんです。

これ以上嫌われたくないって気持ちが勝ってしまうから言えないんだよ…


自分もACかも?と思ったら

チェックしてみる

「親の顔色を伺ってしまう」「人に甘えられない」「生きづらさを感じる」――

もし当てはまるなら、チェックリストで確認してみるのも良いきっかけです。


(→関連記事リンク 診断チェック

自分を責めない

大切なのは「生きづらさは自分のせいではなく、家庭環境の影響もある」という理解です。

弱いから苦しいのではありません。

私は長い間“なんでも自分が悪いことにしておけば安泰”と思っていたけど、

それも環境の影響だったと気づきました。

その中にいると気づかないし、それが当たり前だと思ってしまうんですよね。

気づくことがスタート

「自分はACかもしれない」と気づいた瞬間が、改善へのスタートラインです。

 ネガティブな烙印ではなく、自分らしく生きるための第一歩と考えてみてください。

 

私は毒親という言葉を聞くようになってから、ひょっとしてと思って検索し始めたら、

アダルトチルドレンを知りました。

 

「じゃあどうしたらいいんだろう」と考え始めたことで、

まずは小さなことから実践してみて、やっぱりうまくいかないなとか、これはもう大丈夫かも!と繰り返し挑戦しました。


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まとめ

アダルトチルドレンとは、機能不全家庭で育った経験が大人になっても影響を及ぼす状態を指します。


それは「病気」ではなく「生きづらさの背景を理解するためのキーワード」。

 

気づくことはゴールではなくスタートです。

 少しずつでも自分の気持ちを取り戻していけば、これからの人生をもっと楽にしていくことができます。

 

すぐに改善するのは正直難しい面もあります。だって、自分の長年の癖ですからね。

 だから私も全部が改善できているわけじゃないけど、“気づいて受け止める”だけでも前より楽になりました。

ふとしたときに、あ、これってACのアレじゃんって気付いて立ち止まることもできます。

 これだけで全然違うから、まずは気付くことで自分に◎をあげてくださいね(^_-)-☆

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