「もしかして、自分はアダルトチルドレンかも?」
そう思ったときに役立つのがチェックリストです。
ただし、ここで紹介するものは 医学的な診断ではありません。
アダルトチルドレン(AC)は病名や診断名ではなく、
あくまで「家庭環境の影響で生きづらさを抱えている人」を理解するための言葉です。
私自身も、最初にチェックしたときは当てはまる項目が多くてショックを受けました。
でも「だから私は生きづらかったんだ」と理解できたことで、少し気持ちが楽になったのを覚えています。
この記事では、海外の自助グループや心理カウンセラーが公開しているリストを参考に、20項目に整理したチェックリストをご紹介します。自己理解の参考としてご活用ください。
アダルトチルドレン診断チェック(20項目)
※当てはまるものにチェックを入れてみましょう。
子ども時代の環境に関する項目
1.親の機嫌を常に気にして過ごしていた
2.家族の中で「役割」(しっかり者・問題児など)を担わされていた
3.親に甘えることができなかった
4.家族の問題を隠すために嘘をつくことがあった
5.家の中では安心感より緊張感を感じていた
自分の感情や考え方に関する項目
1.自分の意見を言うのが怖い
2.褒められても素直に受け取れない
3.自分の感情がよくわからない
4.「どうせ自分なんて」と思ってしまう
5.失敗すると過剰に自分を責める
人間関係に関する項目
1.相手の表情や機嫌に敏感に反応してしまう
2.相手に合わせすぎて疲れる
3.距離感がわからず、人間関係でぎこちなくなる
4.親しくなっても安心できず不安になる
5.本音を隠してしまうことが多い
行動や生き方に関する項目
1.何でも自分が背負わなきゃと思う
2.頼まれると断れない
3.相手の問題に過剰に介入してしまう
4.人を笑わせたり、明るく振る舞うことで自分を守ってきた
5.「自分の居場所がない」と感じることがある
結果の見方と注意点
当てはまる項目が多いほど、ACの影響が強い傾向があるかもしれません。
ただし「数が多い=必ずAC」と決めつけるものではありません。
ひとつでも強く当てはまる項目があれば、それが生きづらさの原因になっていることもあります。
私は、実は全部当てはまったんですよね。。。(笑)
生粋のアダルトチルドレンです!!!
初めはこんなに当てはまることあるの!?私って異常!?とショックな面もありましたが、「だからか~」と今まで曖昧だったものが晴れた気分にもなりました。
わからないから苦痛ってこともありますからね。
チェックした後にできること
すぐにすべてを改善しようとしなくて大丈夫です。
「当てはまった項目」をノートに書き出すだけでも自己理解が進みます。
改善方法や向き合い方については、別の記事(→改善方法カテゴリリンク)で詳しく紹介しています。
私も生粋のアダルトチルドレンだということがわかったので、“何から始めればいいか”が少し見えてきました。
まず、アダルトチルドレンの背景などから知り、ネットで調べれば自分以外でも悩んでいたりする方がいて、すごく特殊な悩みでもないんだなと知りました。
今では、その自分を受け入れたことで、「ああ、またACな部分が出てきた・・・!」と自分に確認できるようになってきました。
まとめ
アダルトチルドレン診断チェックは、医学的な診断ではなく「自己理解のためのツール」です。
当てはまる項目が多くても落ち込む必要はありません。気づくことこそが改善の第一歩です。
関連記事:
[アダルトチルドレンの特徴]
[アダルトチルドレンの種類]
[改善方法まとめ]