「アダルトチルドレンって、具体的にどんな特徴があるの?」
この疑問を持つ人は多いと思います。生きづらさの背景を理解するためには、
私自身も、特徴を知っていく中でまず特徴を知ることが第一歩です。
「ああ、だから私は人に合わせすぎてしまうんだ」と気づけるようになりました。
この記事では、アダルトチルドレンによく見られる特徴をわかりやすくまとめました。
アダルトチルドレンに共通する特徴とは?
アダルトチルドレンに見られる特徴はいくつかありますが、
全員がすべてに当てはまるわけではありません。
自己肯定感が低い
人に合わせすぎる
本音が言えない
責任感が強すぎる
人間関係で疲れやすい
こうした傾向の強弱や現れ方は人それぞれ。
ただ「なぜ自分はこうなんだろう」と感じていたことが、
特徴を知ることで整理されることもあります。
主な特徴とその背景
自己肯定感が低い
子どもの頃から否定されることが多かったり、
褒められる経験が少なかったりすると、
「どうせ自分なんて…」と自己評価が下がりやすくなります。
これは自分への保身からくる感情なのかなと私は感じてます。
否定が保身?となりそうですが、他人から否定されて傷つく前に自分で否定することで、
「ほらやっぱりそうじゃん。知ってたし」
って謎に得意げになる(笑)
そんな身の守り方って悲しくなるし、無駄に周りの人に対して不信感を助長させるだけですよね。
人に合わせすぎる
「相手を怒らせないように」
「嫌われないように」と行動してしまうのも特徴の一つ。
共依存的になり、人間関係で疲れやすくなります。
私は大人になってからこのクセが強くなることがありました。
社会に出ると学生の時とは違うので、「合わせる」ということに関しては特に気をつけていました。
でも、今思うとそれを履き違えていた部分もあって…
社会人としてとか、大人としてとか根底に自分の軸がある状態ではなく、危険回避の為という要素が強かったです。
だから、適度な気遣いではなく、過剰な保身になっていました。
本音が言えない
「どうせわかってもらえない」と諦め、本当の気持ちを飲み込むクセがつくこともあります。
幼少期に「本音を出したら否定された」経験が影響しているケースが多いです。
私の場合、話す前の相手の空気感を敏感に感じてしまう方だから、
自分の気持ちより相手の機嫌の状態が優先されて、話したくても話さず終わることもよくあります。
これもきっと、相手の機嫌によって自分が傷つけられたことがトラウマになってしまってるんだと思います。
ある程度の空気を読む力は役に立たこともあるかもしれないけど、あまりにも読みすぎて自分が疲れてしまい、誰にも会いたくないと思うようになることは何度もありました。
責任感が強すぎる
「自分がやらなきゃ」と過剰に抱え込んでしまう傾向もあります。
子どもの頃から「家族を支える役割」を担っていた人に多い特徴です。
子どもの頃から、お姉ちゃんだから◯◯して当たり前とか、
我慢しないといけないでしょ!とかなり言われ続けました。
だから、『ちゃんとしていなきゃいけない』という強迫観念のようなものがずっとあり、
そうじゃない自分はダメだとプレッシャーの中にいました。
人間関係で疲れやすい
安心できる相手でも「嫌われたらどうしよう」と考えてしまい、
気を遣いすぎて疲れてしまうことがあります。
昔、友人から「karenって大人数とか人に会ったあとって帰ってからどっと疲れるタイプでしょ?」と言われたことがあって、なんで知ってるの!?と怖くなったことがありました(笑)
他人にもわかるくらい行動に出ていたのかな。。と思ったり、「気にし過ぎで、気を遣いすぎ」とも言われて、「そうは言ってももう癖みたいなものだし、どうしようもないよ」
と心の中で嘆いていました。
特徴が当てはまる=ACなの?
「特徴に当てはまる=必ずAC」とは限りません。
誰でも部分的に似た傾向を持つことがあります。
大切なのは「日常生活に支障が出るほど強く現れているかどうか」。
強く当てはまる場合や、生きづらさを感じるほどなら、ACの影響があると考えてよいでしょう。
自分に当てはまるか確かめたい人へ
特徴を知って「もしかして私も…」と思ったら、
チェックリストで確認してみるのも一つの方法です。
私は全部当てはまりました。。。(笑)
この性格になったのも、アダルトチルドレンだったからかと妙に納得しました。
自分が置かれていた状況などを思い浮かべながら、一度チェックしてみてください( ˘ω˘ )
(→関連記事リンク:診断チェック記事)
まとめ
アダルトチルドレンには
「自己肯定感が低い」「人に合わせすぎる」
などの共通した特徴が見られます。
ただし、すべての人に同じように当てはまるわけではありません。
大切なのは「特徴を知ること」であり、それが改善への第一歩になります。
次に読む記事として
「改善方法」
などもおすすめですよ。
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